明がまとめた日本と海外のお葬式の違いつぶやき

日本と海外におけるお葬式の違い

2016年11月26日
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日本と海外では、宗教も風土も、そして慣習も、何もかも異なります。海外を訪れて、文化の違いでびっくりと驚く事は沢山あるでしょうが、人間の終焉の弔い方もまた大きく異なって来ます。まずは、一番大きく異なるのが、海外では遺体をそのまま火葬せず、土葬して弔います。棺桶に入れて、土の中に埋めてしまいます。これは宗教的に、死んだ者は、土に返って、いつかまた蘇ると言うキリストの復活に絡めた信仰などに結びつくのも理由の一つではありますが、物理的に考えても、アメリカやヨーロッパ大陸などは、日本の島国に比べると国土がとても大きくて、広いと言う点もあります。

そして、日本の様な島国は、周りが海に囲まれていますから、湿度が高く、夏などはとても蒸し暑いです。夏にちょっと果物などを放置しておくと、すぐに傷んでしまう様に、死体なども同じです。夏場に友引などで日が悪く、すぐに火葬できなくて、通夜からお葬式まで、ちょっと1日にちがかかる位でも、死臭がすると言います。からっとしているヨーロッパ大陸やアメリカとは気候が全く違うと言う事も、埋葬出来ない理由の一つです。最近は、お墓も持たなくて良いと考える日本人も増えてきていると言います。

生まれ育った土地を離れ、都心で暮らし、なかなか帰れないのですが、都心でお墓を作ると、今度は子供達がその土地に留まらなければいけなくなるため、お墓を作る事をためらうと言う人も沢山いて、お葬式を含め、死後の在り方についても考えなければならない事が多いです。