日本と海外では、宗教も風土も、そして慣習も、何もかも異なります。海外を訪れて、文化の違いでびっくりと驚く事は沢山あるでしょうが、人間の終焉の弔い方もまた大きく異なって来ます。まずは、一番大きく異なるのが、海外では遺体をそのまま火葬せず、土葬して弔います。棺桶に入れて、土の中に埋めてしまいます。これは宗教的に、死んだ者は、土に返って、いつかまた蘇ると言うキリストの復活に絡めた信仰などに結びつくのも理由の一つではありますが、物理的に考えても、アメリカやヨーロッパ大陸などは、日本の島国に比べると国土がとても大きくて、広いと言う点もあります。